【2018年のあなたをあらわす一冊:番外編】本以外でよかったあれこれ

年末短期集中企画「2018年のあなたをあらわす一冊」。番外編として、本以外で今年グッときたものを教えてもらいました。

 

森本華さん(劇団ロロ)

NRQ4th Album「RETRONYM」

自分のからだが腰の骨からポロポロっとはずれていって、あらやだあらやだと言ってるうちにバラバラになっていくような、不思議な心地よさの感覚アルバムでした。極上エステ。

公式サイト→http://nrq.jp/

2018年の森本華さん(劇団「ロロ」)をあらわす一冊:王谷晶『完璧じゃない、あたしたち』

 

西田卓司さん(余白おじさん/かえるライブラリー)

20年目のまきどき村で行った米作りを題材にした「TANEMAKI 1号~まきどき村の米作り」(米3合付き1620円)が発売されたこと。中心となって米づくりを行った唐澤頼充さんが本をつくりました。その出版記念トークイベントなどを一緒に話しながら、農的な営みの中にあるって豊かだなあと改めて実感しました。

BASE→https://karasawa.thebase.in/items/15213326

2018年の西田卓司さん(余白おじさん)をあらわす一冊:宮島達男 『芸術論』

 

マーライオンさん(シンガーソングライター)

アニメにはまってしまい、その中でも特に『宇宙よりも遠い場所』には号泣してしまいました。正直絵柄で敬遠していた作品でしたが、話が面白くて、価値観が変わりました。

公式サイト→http://yorimoi.com/

2018年のマーライオンさん(シンガーソングライター)をあらわす一冊:熊代亨『「若者」をやめて、「大人」を始める』

 

古賀詩穂子さん(Editorial JETSET)

Superorganism

あれはいつだったろうか。夏、ぐらいかな。柳下さん(Editorial JETSETのボス)から、「スーパーオーガニズムって知ってる?」と突然聞かれたのです。名前からしてかっこいい予感しかしないと思いまず聴いてみたのが「Something For Your M.I.N.D.」。「スーパーオーガニズム イズ スーパークール……」と馬鹿みたいな感想を漏らしてしまう訳なのですが、「ネットを介して集まった多国籍メンバー」である彼らの音楽はとても自由で、身体が勝手に横揺れする心地よさがあるのです。ヴォーカル・オロノさん(18歳!)の意思がありつつも絶妙な脱力感のある歌声を聴きながら「ああこれコインランドリーでライブしてくれたら最高だろうなあ」と思いを馳せてりんごを囓るのでした。

2018年の古賀詩穂子さん(Editorial JETSET)をあらわす一冊:近藤聡乃『ニューヨークで考え中②』

 

粕川ゆきさん(いか文庫店主)

劇団ロロ
自分の奥に潜んでいた「エモ」を呼び覚ましてくれた。

公式サイト→http://loloweb.jp/

2018年の粕川ゆきさん(いか文庫店主)をあらわす一冊:花田菜々子『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』

 

碇雪恵(WEBmagazine温度)

演劇:ハイバイ『夫婦』、ウンゲツウィーファ『転職生』、『セールスマンの死』
音楽:折坂悠太『平成』、KIRINJI『愛をあるだけ、すべて』
映画:『寝ても覚めても』、『スリービルボード』
ドラマ:『獣になれない私たち』

2018年の碇雪恵(WEBmagazine温度)をあらわす一冊:渡辺一史『なぜ人と人は支え合うのか 「障害」から考える』